ノコニコカフェ

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東京の山谷

今年も2月はどこか行けないか〜
どっか行けんか〜と、呪文の様に唱えてた。
2月18日〜3月1日まで東京行ってきました!
行きはジェットスターで、片道1人5千円位。
今、飛行機安くなってて不思議すぎる!
飛行機会社の社長が男気出しすぎてないか?
または乱心?安いのはありがたいけど。
帰りは18切符で帰ってきたけど、
時間の掛かり方がギャップありすぎ(笑)

去年は風邪を一回も引かなくて、
何なら風邪はもう大体解ったって気になって、
東京に着いてすぐ寒さが違っててもあーはいはい
脱いだり着たりをめんどくさがらないみたいな。
しかも丁度この時期初めて簡易マスク使ってて
良いな〜と愛用してたにもかかわらず
あっという間に風邪引きました。
嫁が引かなかったのが悔しい。
くそー


山谷と言う(台東区)地名自体は
もう地図上から無くなっていて、
ここには沢山の日雇い労働者が
集っている。「ちばてつや」の漫画、
あしたのジョー」に出てくる泪橋
(なみだ橋は現在交差点)
辺りを中心に広がっている宿街の事を
言っている様子。

商店街を夜歩いてると、
皆さんそれぞれの防寒具で寝てて、
中には何も掛ける物がないまま寝ている人も。
こんなに寒いのに、う〜ん・・・。

このグラフィティは!有名な人なんじゃ・・・
帰ってきてから、何かの本で見たよ。





スカイツリーも目と鼻の先に。

この辺は革の業者さんが多いみたい。
歩いてると有名な靴の学校があったみたいで、
嫁がココなんや〜と外観観光してた。

大きな道から少し入った所を歩いていると、
アパート的と言うか、学生寮と言った方が
良いような雰囲気の建物が目に付く。
でも、学生が歩いているわけではなく
おじさん達。小さなビルアパートみたいな
建物の窓に大きな室外機がずらりと付いている
雰囲気は昔の自分が大学生の頃見ていた寮を
思い起こさせる宿街(ヤド)だった。
知ってる人はドヤ街とかドヤとか言ったり。
都会の中の孤島発見!

ノコニコもこのままだとここまで行きそう。
わかんないけど、なんだか寂び〜?

寂(さび、寂びとも)は動詞
「さぶ(錆ぶ・荒ぶ)」の名詞形
今年の東京に降った雪はすごかったようで、
この時期でも道の脇にたっぷりのこり雪が。
車も走れないから坂道でスノボだ何だと遊び
が盛んに行われていたようですね。
ココにもその残り香が。
茶室かな?

山谷の位置的には、
浅草の上に吉原があって、その上辺りに
沢山の安宿が点在してるその辺り。
だからか観光で来ている外国人
バックパッカーなども宿を探して歩いていた。
ぶらぶら歩きながら、なるべくは
地元の匂いを感じるような小道を
歩いて浅草の方までどこまでも行きたい。
(嫁の足の疲れや腹持ち具合を
見計らいながら歩くのがコツ)
途中、
交差点の角にすし屋ののれんが
立ち呑みならぬ立ち寿し屋とあった。
(でも良く見ると椅子があった)
常連さんで賑わっていたのだけど
店の端の小窓で持ち帰りの稲荷ずし
が販売されていた。他の所で見かけた
お持ち帰りコーナーもやはり稲荷ずしだった。
福岡ではそんなに見ないと思った。

浅草まで歩いて行けるし、今回ネットで
予約した宿「ほていや」さんの観光スポット
説明がすごく良く、地元愛を感じた。
銭湯もどこそこがこんな効能だとか、
ここは割りと有名だとか教えてくれた。
東京観光で長期滞在には本当に良いのかも。
「ほていや」さんの隣に喫茶店バッハが
ある。バッハに来る常連さん達に紛れ込んで
日常の風景に溶け込みながら、美味しい
コーヒーを飲めるのがうれしい。
ケーキも美味しかった。
この時、
ココの宿には2日滞在で、
丁度このタイミングに上野茂都さんの
月例定期演奏が円盤と言うレコード屋さん
であってたのと、イチさんとレイチェルさん
がキチムでライブだったんだけど、
風邪引いて丸々2日間寝込んでしまい、
嫁は1人で好きな所に出掛けていた。
くそー

東京初日。成田から小一時間、
南千住の駅でコレ君と待ち合わせして、
最初に連れてってもらったお店。
最初っからコレ君が「ちょっと怖いかも
知れませんけど・・・」とか言ってて、
コレ君的には山谷観光をと思ってて悪いんや
けど、え〜怖いの?普通のお店で
いいんやけどな〜とか思ってても
しょうがないから、えい!入ってみると
これが良かった!いい店でした。
確かに怖いかも知れませんが(笑)
若者からおじさんまではきはきしてて
背筋を伸ばし気味で飲むのも
悪くないな〜と思った。
うちら二人とも酒あまり呑まないもんで、
定番飲み物は酎ハイ。東京では
サワーとか言いますかね?
中ジョッキに氷と焼酎入りがドン!
で、炭酸ビンがドン!で、注いで
はい、おつかれさん〜グビり。
ほんと福岡でも行かないから
居酒屋自体わかりませんが、定番
牛煮込みってやつがお店によって
違いを楽しめる。豆腐の上のせとか。
おでんとかつまみながらまた飲む。
一杯目で後から酔いが回ってくる
と言うのを今まで実感出来て無くて
二杯目注文しちゃって出る頃は
ヘロヘロになってしまって、
二軒目はしごって言うのも飲めない
自分の憧れやけど、特にココのが
強すぎたのかな〜久しぶりにフラフラ
この日は撃沈っす。

大林と言うお店も昔からあるお店。
ここもいい雰囲気で、コレ君おすすめ
の品々をつまみながら程よく飲んだ。
閉店時に通った時、えらい頑丈な
アコーディオンシャッターしてるな〜
と思ってたら、昔目の前の通りで
労働者とやくざの大抗争があったそうな。
今はそんな気配は無くてシャッターだけが
当時を残していました。

二軒目にはしごした商店街の中にある
「追分」。すでに終わりがけのところを
ちょっとだけお邪魔するつもりが、
後から入ってきたお客さんと飲んでたら
コレ君と将棋が始まって、カラオケまで。

もちろん嫁も自分も歌いました。
おじさんのうたが良かった(笑)
三谷の追分 at 追分 by noconicocafe | Free Listening on SoundCloud
別のおじさんがいきなり話しかけて来て、
けどまったく話がわからないから
とりあえずパチリ。
山谷の夜が更けていくのでした。

東京まだまだ知らない事が
いっぱいあるな〜